randomモジュールの基本
Python標準ライブラリのrandom
モジュールは、乱数を生成するための基本的な関数を提供しています。
import random
# 0.0以上1.0未満のランダムな浮動小数点数を生成
print(random.random())
# 指定された範囲のランダムな整数を生成
print(random.randint(1, 10))
これらの関数は、基本的な乱数生成のニーズに対応しています。
シード値の設定
乱数生成器のシード値を設定することで、再現可能な乱数シーケンスを生成することができます。
random.seed(10)
print(random.random()) # 同じシード値を使用すると、同じ乱数が生成される
リストの要素をランダムに選択
random
モジュールは、リストからランダムな要素を選択する関数も提供しています。
items = ['apple', 'banana', 'cherry']
print(random.choice(items))
乱数を使ったリストのシャッフル
リストの要素をランダムに並び替えることもできます。
random.shuffle(items)
print(items)
numpyを使用した乱数生成
科学計算に特化したnumpy
ライブラリを使用すると、大規模な乱数配列を効率的に生成できます。
import numpy as np
# 乱数の配列を生成
print(np.random.rand(5))
まとめ
Pythonのrandom
モジュールは、様々な種類の乱数生成のニーズに対応しています。また、numpyを使用することで、より高度な乱数生成も可能です。これらの機能を活用して、Pythonプログラミングの幅を広げましょう。
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