郵便番号から住所を取得するには、次のような方法があります。
日本郵便の郵便番号データから読み込む方法
- 郵便番号データを手に入れる: 郵便番号データを手に入れるには、日本郵便が提供する「郵便番号データダウンロードサービス」から郵便番号データをダウンロードすることができます。
- CSVファイルを読み込む: 郵便番号データは、CSV形式で提供されているため、Pythonのcsvモジュールを使って、CSVファイルを読み込むことができます。
- 郵便番号を検索する: CSVファイルから、特定の郵便番号の行を検索することで、その郵便番号に対応する住所を取得することができます。
以下は、これらの手順を実装した例です。
import csv # CSVファイルのパスを指定 csv_path = "zipcode.csv" # CSVファイルを開く with open(csv_path, "r", encoding="utf-8") as f: # CSVファイルを読み込む reader = csv.reader(f) # ヘッダー行をスキップ next(reader) # 各行を処理する for row in reader: # 郵便番号を取得 zipcode = row[2] # 住所を取得 address = row[6] # 郵便番号が一致するかどうかを判定 if zipcode == "123-4567": # 一致した場合は、住所を表示 print(address)
上記の例では、郵便番号を「123-4567」としています。これを変更することで、任意の郵便番号から住所を取得することができます。
このサイトから郵便番号データをダウンロードするには、「郵便番号データダウンロードサービス利用規約」に同意して、「データダウンロード」ボタンをクリックする必要があります。
ダウンロードされるデータは、下記のような形式です。
1234567,北海道,札幌市中央区,西1丁目,1,1 1234568,北海道,札幌市中央区,西2丁目,2,2 1234569,北海道,札幌市中央区,西3丁目,3,3 : :
これを読み込むには、上記の例のようにcsvモジュールを使用することができます。
Web APIを利用する方法
ちなみに、郵便番号から住所を取得するには、Web APIを利用することもできます。
Web APIを使用すると、郵便番号を入力するだけで、住所を取得することができます。
日本郵便が提供する「郵便番号検索API」や、住所録データを提供する企業が提供するAPIなどがあります。
郵便番号検索APIを使用するには、APIキーが必要です。
APIキーは、サイトにアクセスして登録することで取得することができます。
取得したAPIキーを使用して、APIを呼び出すことで、郵便番号から住所を取得することができます。
以下は、郵便番号検索APIを使用して、郵便番号から住所を取得する例です。
import requests # APIキーを指定 api_key = "your_api_key" # 郵便番号を指定 zipcode = "123-4567" # APIのURLを生成 url = f"https://zipcloud.ibsnet.co.jp/api/search?zipcode={zipcode}&key={api_key}" # APIを呼び出す response = requests.get(url) # 結果を表示 if response.status_code == 200: # ステータスコードが200(OK)の場合 # レスポンスのJSONを取得 data = response.json() # 住所を取得 address = data["results"][0]["address1"] print(address) else: # ステータスコードが200以外の場合 print("API Error")
上記の例では、requestsモジュールを使用して、APIを呼び出しています。
また、結果を表示する前に、ステータスコードを確認しています。
ステータスコードが200(OK)の場合は、住所を取得して表示しています。
それ以外の場合は、エラーが発生したと判断して、”API Error”を表示しています。
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