Pythonプログラムを強制終了する方法

sysを用いる例

Pythonプログラムを強制的に終了するには、sys モジュールの exit 関数を使用することができます。

以下に、exit 関数を使用した例を示します。

import sys
# プログラムを終了する
sys.exit()

上記のコードでは、sys モジュールをインポートして、exit 関数を呼び出すことで、Pythonプログラムを強制的に終了させています。

また、exit 関数には、終了ステータスを指定することもできます。例えば、以下のようにして、終了ステータスを 1 としてプログラムを終了させることができます。

import sys
# プログラムを終了する
sys.exit(1)

終了ステータスは、プログラムを呼び出したシェルやバッチファイルなどで参照することができ、プログラムの実行結果を判定するために使用されます。

Ctrl+Cで終了する例

Pythonプログラムを実行中にキーボードを使って終了させるには、KeyboardInterrupt 例外をハンドリングすることができます。

以下に、KeyboardInterrupt 例外をハンドリングしてプログラムを終了させる例を示します。

import sys
try:
# 無限ループを実行する
while True:
print("Hello, world!")
except KeyboardInterrupt:
# KeyboardInterrupt 例外が発生した場合、プログラムを終了する
print("Goodbye!")
sys.exit()

上記のコードでは、while True ループを使用して無限に処理を実行しています。
その中で、KeyboardInterrupt 例外が発生した場合、except 節で例外をハンドリングしてプログラムを終了させています。

注意: KeyboardInterrupt 例外は、Ctrl+C キーを押した場合に発生します。
他のキーを使用してプログラムを終了させるには、別の方法を使用する必要があります。