Pythonでは、整数型の値を割り算する際に、商を求めるには、標準ライブラリのdivmod関数を使用することができます。
以下に、divmod関数を使用して商を求める例を示します。
print(divmod(10, 3)) # (3, 1) print(divmod(11, 3)) # (3, 2) print(divmod(12, 3)) # (4, 0)
divmod関数は、2つの引数を受け取ります。1つめの引数が割られる数、2つめの引数が割る数です。
divmod関数は、2つの値を返します。1つめの値が商、2つめの値が余りです。
例えば、以下のように、divmod関数の結果を変数に代入することで、商と余りを別々に取り出すことができます。
quotient, remainder = divmod(10, 3) print(f"quotient: {quotient}, remainder: {remainder}") # quotient: 3, remainder: 1 quotient, remainder = divmod(11, 3) print(f"quotient: {quotient}, remainder: {remainder}") # quotient: 3, remainder: 2 quotient, remainder = divmod(12, 3) print(f"quotient: {quotient}, remainder: {remainder}") # quotient: 4, remainder: 0
上記の例では、商をquotient変数、余りをremainder変数に代入しています。
注意: divmod関数は、整数型の値のみを扱えます
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