概要とサンプルコード
Pythonでログを出力するには、標準ライブラリのloggingモジュールを使用することができます。
このモジュールを使用すると、ログを出力する方法を簡単にカスタマイズできます。
例えば、ログを出力する際に日付や時刻、ログレベル(ERROR、WARNING、INFOなど)を自動的に付加することができます。
以下に、簡単な例を示します。
import logging # ログを出力するための設定を行う logging.basicConfig(level=logging.INFO, format='%(asctime)s - %(levelname)s - %(message)s') # ログを出力する logging.info('これはインフォメーションのログです') logging.warning('これはワーニングのログです') logging.error('これはエラーのログです')
この例では、ログを出力するための設定を行ってから、ログを出力しています。設定では、ログレベルをINFOに設定しています。
これにより、INFOレベル以上(すなわち、WARNINGやERRORも含む)のログが出力されます。また、出力されるログの形式も指定しています。
上記の例では、次のようにログが出力されます。
2022-12-27 12:34:56,789 - INFO - これはインフォメーションのログです 2022-12-27 12:34:56,789 - WARNING - これはワーニングのログです 2022-12-27 12:34:56,789 - ERROR - これはエラーのログです
loggingモジュールは、詳細なカスタマイズが可能です。例えば、ログを出力するために使用するハンドラやフィルターをカスタマイズすることができます。また、ログを出力する際に、ログレベルを動的に変更することもできます。
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