概要とサンプルコード
Pythonでグラフに凡例を表示するには、legend関数を使用します。
以下に、凡例を表示する方法を示します。
import matplotlib.pyplot as plt import numpy as np # データを生成する x = np.linspace(0, 10, 100) y1 = x ** 2 y2 = x ** 3 # グラフをプロットする plt.plot(x, y1, label='y1') plt.plot(x, y2, label='y2') # 凡例を表示する plt.legend() # グラフを表示する plt.show()
上記の例では、plot関数を呼び出す際に、label引数に各グラフに付けるラベルを指定しています。
そして、legend関数を呼び出すことで、凡例を表示することができます。
凡例の表示位置を変更する
凡例の表示位置は、デフォルトでは、グラフの描画領域内に自動的に配置されます。凡例を別の場所に配置することもできます。
Pythonで凡例の表示位置を変更するには、legend関数のbbox_to_anchor引数を使用します。
以下に、凡例の表示位置を変更する方法を示します。
import matplotlib.pyplot as plt import numpy as np # データを生成する x = np.linspace(0, 10, 100) y1 = x ** 2 y2 = x ** 3 # グラフをプロットする plt.plot(x, y1, label='y1') plt.plot(x, y2, label='y2') # 凡例を表示する plt.legend(bbox_to_anchor=(1.05, 1), loc='upper left', borderaxespad=0) # グラフを表示する plt.show()
上記の例では、legend関数にbbox_to_anchor引数を指定しています。
この引数には、凡例を配置する位置を指定するためのタプルが渡されます。このタプルには、x座標とy座標が含まれます。
また、loc引数には、凡例を配置する位置を指定する文字列を指定します。
この文字列には、上記の例では、’upper left’を指定しています。これにより、凡例は左上に配置されます。
bbox_to_anchor引数とloc引数を組み合わせることで、凡例を任意の場所に配置することができます。
詳細については、legend関数のドキュメントを参照してください。
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