この記事では、Pythonにおけるwhileループの使い方から応用テクニックまでを網羅的にご紹介します。プログラム内で繰り返し処理を行う際に不可欠なwhileループをマスターしましょう。
whileループの基本
whileループは、条件が真(True)である間、繰り返し処理を行います。基本的な構文は以下の通りです。
while 条件式:
処理
条件式が偽(False)と評価された時点でループは終了します。
whileループの例
簡単な例として、0から始まり10に達するまでの数を印刷するプログラムを見てみましょう。
count = 0
while count < 10:
print(count)
count += 1
このループは、countが10未満である間、countを出力し、その後に1を加えています。
無限ループとその回避
条件が常に真と評価される場合、無限ループが発生します。これを避けるためには、ループ内で条件が偽になるような処理を記述する必要があります。
while True:
response = input("Stop the loop? (yes/no): ")
if response == 'yes':
break
breakとcontinue
break
ステートメントを使うと、ループから抜け出すことができます。また、continue
ステートメントは、ループの次の繰り返しに直ちに進むために使用します。
whileループの応用
whileループは、リストやファイルのデータを処理するのにも適しています。例えば、リストの要素を一つずつ処理するには以下のように書きます。
my_list = [1, 2, 3, 4, 5]
while my_list:
print(my_list.pop(0))
エラー処理とwhileループ
whileループを使ってエラー処理を行うこともできます。例えば、ユーザーからの入力を検証する場合などです。
while True:
try:
x = int(input("Please enter a number: "))
break
except ValueError:
print("Oops! That was no valid number. Try again...")
まとめ
whileループはPythonプログラミングにおける基本的な構造であり、その理解と適切な使用は効率的なコードを書くために不可欠です。この記事がwhileループの理解と実践に役立つことを願っています。
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