Pythonを利用してWebスクレイピングを行い、特定のサイトから画像を自動的に収集する方法を解説します。注意点として、スクレイピングはサイトの利用規約や法律を遵守する必要があります。
スクレイピングにおける準備
画像収集を始める前に、必要なライブラリをインストールしましょう。ここでは、requests
とBeautifulSoup
を使用します。
pip install requests
pip install beautifulsoup4
requestsを使った画像のURL取得
まずはrequestsを使用して、対象のサイトからHTMLコンテンツを取得します。
import requests
from bs4 import BeautifulSoup
url = '対象のサイトURL'
response = requests.get(url)
soup = BeautifulSoup(response.text, 'html.parser')
BeautifulSoupで画像URLを抽出
取得したHTMLから<img>
タグを探し、画像のURLを抽出します。
images = soup.find_all('img')
image_urls = [image.get('src') for image in images]
画像のダウンロードと保存
画像のURLリストを元に、画像をダウンロードし保存します。
for i, image_url in enumerate(image_urls):
response = requests.get(image_url)
with open(f'image_{i}.jpg', 'wb') as file:
file.write(response.content)
注意点と法的な配慮
スクレイピングは、対象サイトの負荷軽減のために適切な間隔をあける、robots.txtのルールを守るなど、倫理的な配慮が必要です。また、著作権法を遵守し、個人での利用に留めることが重要です。
まとめ
この記事では、Pythonを使用して特定のサイトから画像を自動収集する一連のステップを紹介しました。スクレイピング技術を用いてデータ収集を行う際は、常に法的および倫理的な観点を考慮することが不可欠です。
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