基本概念

Pythonにおけるインデント(字下げ)のルールと扱い方

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概要

Pythonでは、インデント(字下げ)を使用して、プログラムのブロックを表現します。
インデントは、プログラムのコードを整形することで、プログラムを読みやすくする効果があります。

Pythonでは、同じインデントレベルのコードは、1つのブロックとして扱われます。
例えば、以下のように、if 文を使用して、条件分岐を表現する場合、インデントを使用します。

x = 10
if x > 0:
print("x is positive")
elif x < 0:
print("x is negative")
else:
print("x is zero")

上記のコードでは、if 文のブロック内は、1つのインデントである4つの空白文字で表現されています。
また、elif および else のブロック内も、同じインデントレベルである4つの空白文字で表現されています。

インデントの基本ルールと注意点

Pythonでは、インデントには、空白文字を使用することが推奨されています。空白文字を使用することで、プログラムを見やすくすることができます。
一般的に、Pythonでは、4つの空白文字を1つのインデントとして使用することが多い(PEP8)ですが、2つや8つの空白文字を使用することもあります。

Pythonでは、インデントにタブ文字を使用することもできますが、これを使用することによって、プログラムを読む人が、タブ文字を4つの空白文字として扱っているか、8つの空白文字として扱っているか、などといった問題が発生することがあるため、空白文字を使用することが推奨されています。

Pythonでは、インデントは厳密に決められたルールがあり、同じインデントレベルのコードを1つのブロックとして扱います。
そのため、インデントのエラーが発生すると、プログラムを実行することができません。

例えば、以下のようなコードでは、インデントのエラーが発生します。

x = 10
if x > 0:
print("x is positive")  # インデントがされていない

上記のコードでは、if 文のブロック内に、インデントされていないprint 文があるため、インデントのエラーが発生します。

Pythonでは、インデントのエラーが発生すると、IndentationError エラーが発生します。このような場合は、インデントを正しく行うよう修正する必要があります。

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